樋口円香LPの感想

はじめまして。りんすんです。

今年から会員になりましたM1です。

よろしくお願いします。

 



こちらは298production Advent Calendar 2021の20日目の記事です。

19日目の記事はこちら

 

内容ですが、シャニマスをやっているのでコミュの話でもしようと思います。

 

ところでシャニマスをプレイしている皆さんは追加された新シナリオLanding Pointを読みましたか? ちなみに私は全然読めていませんが、今回の記事を執筆するにあたり、ようやく重い腰を上げることにしました。

 

読んだのはノクチルの樋口円香のシナリオ。

Landing Point(着陸地点)の名前に相応しい内容だったと思います。

ただ、全範囲の感想を書くのは難しいので好きな一場面だけ抜粋して書きます。

事前にシナリオを読むことを推奨します。

 

 

 

 

 

山場となる夜の河辺での場面。

 

プロデューサー(以下シャニP)はソロライブの企画の裁量を自由に円香に任せたのは、円香自身が本当に望む表現を実現するためであり、それを通じて自分やファンは円香の価値観・世界に触れたいと言います。

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それに対して円香はアイドルは自分を曝け出し、他人の視線に晒され、それぞれの価値観によって消費されることを挙げ、自己を表現して他人の価値観に縛られること拒否します。

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しかし、シャニPは円香が他人の価値観を意識するあまりかえって自身を抑圧している現状を指摘、自己表現をしないことの方が不自由だと突き付けます。この指摘は内にある歌唱への衝動を認めつつ、それを見る他人がどう感じているのか悩んでいる円香を的確に射抜くものでした。内心をシャニPに見抜かれ動揺した彼女はその場を走り去ろうとします。

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この時、今まで一貫して距離を置いて見守る態度をとってきたPはさらに彼女に踏み込むこと葛藤しながらも、追いかけます。

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そして追いつきます。

躓いて川に浸かってしまった彼女に伸ばした手は拒まれますが、勝手に掴んで助けます。

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この後、円香の心境や歌への向き合い方が変化していくのも成長を感じてエモいんですが、何よりこのシーンはプロデューサーが悩みながら踏み込んでいく、アイドルとしてじゃなくて樋口円香を助けたいから助けるという青臭くて熱い283プロデューサーという1人の人間味を表現しているようで好きです。私自身、元々各アイドルコミュで垣間見えるシャニPの人間像には興味を持っていたのですが、普段は折り目正しいスーツを着てアイドルとの距離感を間違えることのない完璧に見えるシャニPが、間違った選択だとしても自分の感情に従って行動するのは一つ壁を越えたような感じがして特に心動かされました。

 

最後に

円香コミュの感想書こうと思ってコミュ読んだら何故かシャニPへの感想になってしまいました。感想文書くこと自体苦手なので微妙に伝わらないかもしれません。次までには慣れたいと思います。あとシャニ4thは行きたい。